肩を痛めてお休みをしてしまってから約1ヶ月。
ずいぶんと楽になりましたが、元どおりというわけにはいかず、だましだまし日常を送っております。
今日は悪くなってから初めて鍬を使ってみましたが、ぎしぎしとした感じと痛みがあり、早々に止めました。
いままでの経過を少し説明したいと思います。
五年前まで遡ります。
DIYで痛めた肘から始まって、気がついたら肩の痛みに変わっていて、それから農作業などの時に少しの違和感がありましたが、それほど作業に支障はなく病院に行くこともなく日常を送っていました。
三年前にパン屋を再開してから痛みを感じることが多くなりました。作業している時には痛みはなく、夜寝る時になると疼くという感じです。
作業時に痛くないので、どんな作業が悪いのか? どんな無理をしているのか? などの見当がつかず、かばうことも出来ず、ひどい時には一晩中痛いという状態でした。
いままでにどうしようもなく痛くて右手がまったく動かせない状態になったことは2回ほどありました。その時は整形外科に行って注射と飲み薬をもらうと、その日の夜にはうそのように治りました。
今回も当然いままのでようにすぐに治ると思って病院に行って同じような処置と薬をもらいましたが、一向に良くなる気配がなく、その日の夜にはますますひどくなり、呼吸も苦しくなるほどでした。
翌日、別の病院に行って、もう少し強い薬をもらいましたが、痛みは増すばかりで数日我慢しましがた、どうにもならなくなり宝塚の病院に。
車で揺られたせいか、宝塚の病院に着いたころには、もう顔も上げられないほど痛くて、少し触られるだけでもとんでもなく痛くて、、、。レントゲンを撮ってもらったらどうやら脱臼しているらしいとのこと。先生は何とか治そうとしてくれたのですが、痛みが強くて力が抜けずに断念。。。痛みは最高潮に。。。麻酔が出来る総合病院を紹介されました。
総合病院で人生初の全身麻酔をして手術室での処置になりました。
何とか無事に収まり、痛みはずいぶん楽になりました。
どうして脱臼までしたのかわかりませんが、(のちに別の先生は亜脱臼だったでしょうとのことでした)とにかく横になると特に痛かったので、夜寝ることも出来ない1週間はほんとに辛かったです。ここでようやく夜寝ることが出来ました。2泊の入院でした。
激痛は収まりましたが、腕はほとんど動かせないままでした。それから今日まで、数カ所の肩専門の先生がいる整形外科や整体の先生に診てもらいました。
一番信頼出来る整形外科の先生の見立ては、肩の腱板は4箇所あるらしいのですが、2,3箇所に損傷が見られるということでした。
腱板の損傷は自然に治ることはないらしいのですが、手術もリスクがあるし、完治するには相当時間がかかるし、絶対治るとも言えないらしく、簡単にはすすめないとのことでした。私の場合は、日常の生活はだいたい出来るので、このまま様子をみてはどうでしょうということでした。
西洋医学ではここまでと感じました。
整形外科と並行して診てもらった堺市の整体の先生との相性が良く、肩もずいぶん楽になったので、これからは整体で調整していくようになるかと思います。
退院した時には手はほどんど上げられない状態でしたが、違和感はあるものの、いまは頭の上まで上げることができるようになりました。
今後どこまで治るかわかりませんが、これからは右手でしていたことを左手でするくらいの気持ちで右手を休ませないといけないと心しています。
右手が使えないとほとんどなにも出来ず、パン焼きはもちろん、家事も農作業も髪を束ねることも出来ず、、、。ここでの暮らしも出来ないことになる恐怖を味わい、いろいろなことを考えさせられました。
8月のパンの仕事もどうしようか?ずいぶん迷いましたが、少しずつでも仕事していきたいとの思いからパンセットだけ無理ない範囲で試してみることにしました。
簡単ではありますが、ご報告させていただきました。
ご心配ご迷惑をおかけしますが、お客さまからの温かい心遣いをたくさんいただきまして心から感謝しています。今後もよろしくお願いいたします。