稲刈り

今年も稲刈り始まっています。

こちらは赤米と黒米で古代米になります。雑穀パンに使っています。

ほとんどの稲刈りはバインダーという古い機械で刈りますが、赤米黒米は少しだけなので、手刈りをしています。

機械はとても便利でありがたいものですが、非力な私にはちょっと負担がかかります。機械を動かす時には怪我しないようにとか、ちょっとした力加減とか、速さとか、、、。7,80キロの小さい機械ではありますが、それを動かすのは緊張するものです。ちょっと覚悟がいると申しますか、、、。前もって点検もかかせません。

それに比べて手刈りは、鎌と結束する藁だけが道具です。とても気軽に自分のペースで出来ます。

また、この日はとても天気がよく、カラッとしていて気持ちが良い1日でした。風を感じながらゆっくりと自分のペースで一人稲刈りをしていると本当に心地よく幸せで思いがけず癒しの時間となりました。

特に黒米は脱粒しやすく、丁寧に扱わないと籾がこぼれ落ちてしまいます。丁寧に丁寧に作業していくこともまた気持ちがゆっくりして瞑想のようです。

その年の天候や田んぼや稲の状態によって稲刈りはまったく違ったものになりますが、今年は瞑想のような癒しの稲刈りが出来て新しい発見でした。

パンに混ぜ込むという形でみなさんの糧ともなる大事なお米。残りの作業も楽しみながら丁寧に行っていきます。

お米の種まき

今年もありがたいことに元気で田んぼ仕事を始めることが出来そうです。

この日は、種籾を播きました。

慣行農法ですと、苗箱に市販の土を入れてそこに播種。その後、水管理をして育てますが、私は田んぼの一角に直(じか)に種を種籾を播きます。

土を買わなくてもいいし、土を作ることもしなくていいし、水管理もしなくていいし、強い苗が出来るしということで良いことばかりです。

手植えだから出来ることでもあります。

土を細かくするのが少し大変ですが、昨年購入した耕運機が活躍してくれて楽に出来ました。

とは言っても、発芽してある程度大きく育つまではドキドキです。

ちょっと雨が欲しいな〜という感じ。

ゆぴベーカリーの田畑では、作物が持っている力を信じて、そして、自然の営みを信じて、少しだけ手を貸します。

そうすることで後々まで自立してくれる丈夫な苗を作ることが出来ます。

人間にも言えることでしょうか。自然界や動物からはたくさんのことを教えられます。

みなさん、新型コロナで生活が一変した方もおられると思います。

幸い、いまのところ、ゆぴベーカリーは影響が少なく通常営業が出来ております。

ただ、これから小麦の確保が難しくなるのではないかな〜と心配しています。小麦の輸出制限をしている国もあり、今後の状況次第では世界的に穀物が足りなくなってくる可能性があると思います。

とりあえず、今年は大豆を出来るだけ作って、秋には小麦も播こうかと思っています。

少しずつ出来ることから。

今年もよろしくお願いいたします。

遅ればせながら今年もよろしくお願いいたします!

ゆぴベーカリーも早いもので今年の3月で開店して丸4年なります。

多くのお客様に支えていただき、ここまで続けてこられたこと、大変ありがたく感謝申し上げます。

ゆぴベーカリーのパンは、お客様によって完成するパンです。

丁寧に手をかけて食卓に乗せていただいていることと思います。

そんな幸せな食卓に乗せていただけることは本当にうれしい限りです。

また、今年は新しい取り組みもしたいと思っています。

多くの方達にゆぴベーカリーのパンを食べていただきたいのと、石窯での酵母パン作りを体験していただきたいのです。

今年中に何とか形にしていきたいと思い思案中です。

このブログとオンラインショップからお知らせしていきたいと思っております。

今年も精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

ずいぶん治ってきました

肩がずいぶん動くようになってきました。

激痛前よりも痛みは少なくなってきているようです。

パンの仕事をした後も痛みはありません。

左手を使ったり、机の高さを調整したり、作業の動線を変えたりして工夫しています。

整体の先生の調整がとてもよくて、血流療法とも言えるそうで、血流をよくして直していく治療法みたいです。

肩の位置を正常なところに戻し、血流を良くしていくと肩の石灰沈着も流れていくだろうとのことでした。

日常生活はほとんど痛みなく出来るようになりました。ひねったりするのがまだ出来ないので、違和感が無くなるまで無理せずに大事にしていきたいと思います。

そして、滞っていた農作業などもようやく追いついてきて、水管理しか出来なかった田んぼも実りの様子を見せてくれています。

今年は6月中に田んぼの除草を終わらせられたことが大きかったです。

立派に実っていく作物を見ると本当にうれしく励まされます。その姿をみるのが毎日の楽しみです。

肩の状態について

肩を痛めてお休みをしてしまってから約1ヶ月。

ずいぶんと楽になりましたが、元どおりというわけにはいかず、だましだまし日常を送っております。

今日は悪くなってから初めて鍬を使ってみましたが、ぎしぎしとした感じと痛みがあり、早々に止めました。

いままでの経過を少し説明したいと思います。

五年前まで遡ります。

DIYで痛めた肘から始まって、気がついたら肩の痛みに変わっていて、それから農作業などの時に少しの違和感がありましたが、それほど作業に支障はなく病院に行くこともなく日常を送っていました。

三年前にパン屋を再開してから痛みを感じることが多くなりました。作業している時には痛みはなく、夜寝る時になると疼くという感じです。

作業時に痛くないので、どんな作業が悪いのか? どんな無理をしているのか? などの見当がつかず、かばうことも出来ず、ひどい時には一晩中痛いという状態でした。

いままでにどうしようもなく痛くて右手がまったく動かせない状態になったことは2回ほどありました。その時は整形外科に行って注射と飲み薬をもらうと、その日の夜にはうそのように治りました。

今回も当然いままのでようにすぐに治ると思って病院に行って同じような処置と薬をもらいましたが、一向に良くなる気配がなく、その日の夜にはますますひどくなり、呼吸も苦しくなるほどでした。

翌日、別の病院に行って、もう少し強い薬をもらいましたが、痛みは増すばかりで数日我慢しましがた、どうにもならなくなり宝塚の病院に。

車で揺られたせいか、宝塚の病院に着いたころには、もう顔も上げられないほど痛くて、少し触られるだけでもとんでもなく痛くて、、、。レントゲンを撮ってもらったらどうやら脱臼しているらしいとのこと。先生は何とか治そうとしてくれたのですが、痛みが強くて力が抜けずに断念。。。痛みは最高潮に。。。麻酔が出来る総合病院を紹介されました。

総合病院で人生初の全身麻酔をして手術室での処置になりました。

何とか無事に収まり、痛みはずいぶん楽になりました。

どうして脱臼までしたのかわかりませんが、(のちに別の先生は亜脱臼だったでしょうとのことでした)とにかく横になると特に痛かったので、夜寝ることも出来ない1週間はほんとに辛かったです。ここでようやく夜寝ることが出来ました。2泊の入院でした。

激痛は収まりましたが、腕はほとんど動かせないままでした。それから今日まで、数カ所の肩専門の先生がいる整形外科や整体の先生に診てもらいました。

一番信頼出来る整形外科の先生の見立ては、肩の腱板は4箇所あるらしいのですが、2,3箇所に損傷が見られるということでした。

腱板の損傷は自然に治ることはないらしいのですが、手術もリスクがあるし、完治するには相当時間がかかるし、絶対治るとも言えないらしく、簡単にはすすめないとのことでした。私の場合は、日常の生活はだいたい出来るので、このまま様子をみてはどうでしょうということでした。

西洋医学ではここまでと感じました。

整形外科と並行して診てもらった堺市の整体の先生との相性が良く、肩もずいぶん楽になったので、これからは整体で調整していくようになるかと思います。

退院した時には手はほどんど上げられない状態でしたが、違和感はあるものの、いまは頭の上まで上げることができるようになりました。

今後どこまで治るかわかりませんが、これからは右手でしていたことを左手でするくらいの気持ちで右手を休ませないといけないと心しています。

右手が使えないとほとんどなにも出来ず、パン焼きはもちろん、家事も農作業も髪を束ねることも出来ず、、、。ここでの暮らしも出来ないことになる恐怖を味わい、いろいろなことを考えさせられました。

8月のパンの仕事もどうしようか?ずいぶん迷いましたが、少しずつでも仕事していきたいとの思いからパンセットだけ無理ない範囲で試してみることにしました。

簡単ではありますが、ご報告させていただきました。

ご心配ご迷惑をおかけしますが、お客さまからの温かい心遣いをたくさんいただきまして心から感謝しています。今後もよろしくお願いいたします。


田んぼの様子

もうすぐ田植えから1ヶ月ですが、きれいなところはほぼ草が生えていません。

稲作六年目の今年も田植え(手植え)と草取り作業がほぼ終了しました!

いままでになく早く除草が終了しました。

除草剤を使わないお米作りは慣行農法のそれとはまったく別次元の作物のように何事も慎重にしなければ草に負けてお米の収穫が出来なくなってしまいます。

こんなに早く楽に除草が出来たのは、中野式除草機のおかげなのです。

いままでは田車と言われる昔からある手押し式のものと手取りを合わせてしていました。

田車では完全に草を取りきれないために手除草することになるのですが、これが本当にしんどい作業です。腰はかがめたままだし、夏の一番暑さが厳しい時期になりますし、終わりが見えない草の量に体だけでなく精神的にもしんどくなります。

昨年出会った中野式除草機。個人の方が作られています。丁寧に使い方から除草の時期から回数などなど、とても詳しく教えてくださいました。田んぼ作りを丁寧に高低差をなくして水を貯められるようにさえすればコナギはほぼ完璧に除草出来ます。

今年は、コナギが生えなくなった分の隙間に待ってましたとばかりにオモダカが多くなってきました。そのオモダカも発芽初期のものはこの中野式除草機で取ることが出来ます。クログワイも小さいもので浅いところから生えているものは取れていきます。

この後、草に稲が負けることはなさそうですが、来年以降のために少し手除草入ろうと思いますが、いままでから比べたらかわいいものです。逆に楽しいくらいです^^

田んぼをしたことがない方は『なんのこっちゃ?』と思われるでしょうけれど^^;

とにかく、除草剤を使わずに草と向き合うということは、自分に向き合うことであったり、観察する余裕だったり、言われたことをその通りにやれる素直さだったり、逆に自分で考える力だったり、手間を惜しまないことだったりします。

今年うまく出来たから来年もうまく出来る保証はありません。

また、一から丁寧に丁寧に一つ一つの工程を積み重ねていくことで結果がついてきます。そして、田植えをした時にはほぼ結果が出ているのです。

今年50歳になりましたが、あと10年は元気で田んぼをしたいな〜と思っています。

今年の反省からいままでトラクターでお願いしていた荒鋤きの作業を来年からは自分で歩行型耕運機でしたいと思っています。これで全行程を自分の手で出来ます。

さて、気が早いですが、いまから七年目の稲作が楽しみです!

中野式除草機

野生の雉

今日は野生の雉(きじ)の写真を撮るのに成功しました。

鳴き声はよく聞くのですが、姿を見るのは稀です。

今日はうちの近くまで来たのでパチリと。

人間が近づくとトコトコトコッと逃げてしまいます。

野生動物を見るとつい嬉しくなってしまうのはなぜでしょう。

すごく得をした気分です。

この地域は、いろんな動物が出ます。

ほとんどがあまりありがたくない生き物です。

農作物を荒らすのであまりありがたくない生き物は、猿、鹿、アライグマ、あなぐま、狐、狸、もぐら、ねずみ等。みんな見ると可愛いのですが、何しろ食害が多くて、スイカ、マクワウリ、トウモロコシなどの甘い農作物は必ず食べられてしまいます。

どうやって動物たちから作物を守るかがカギになる里山の暮らしは『ぜったいに食べるんだ!』という動物よりも強い意志が必要だと思います。

必ず食べられるトウモロコシ。今年は種まきをするかしないか迷うところです^^;

今年も始まります

桜の花も散り始め、例年通りに今年も稲作の準備に取り掛かっています。

まずは、昨年種採りしておいた種もみを選別して浸水させる作業です。

これをすると『今年も始まり始まり!』という気分になります。

いままでは塩水選といってかなりの高濃度の塩水を作り、沈んだものを選別していましたが、ただの水でもかなり選別出来ることがわかり、来年からは水選別だけにしてみようと思いました。

この後に、温湯消毒をするのですが、昨年うっかりし忘れてしまいましたが、特に悪影響はなかったので、今年は省略することにしました。

狭い田んぼに4種類のお米を植えます。

種を混ざらないようにとても気を使います。

今年も良いお米がとれますようにと願いながらの作業です。